知育・幼児教育

【生後3、4か月~】モンテッソーリのゴッビモビールの作り方

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新生児の視覚の発達にいいとされているモビールですが、
モンテッソーリ式のモビールには赤ちゃんの視覚の発達にあった適したモビールがあります!

こじ
こじ
今回は生後2、3か月~5、6か月ぐらいの赤ちゃんに最適なモビールの作り方を紹介しています!

新生児の視力の発達と時期にあったモンテッソーリ流のモビールについてのまとめはこちら

いつから始める?どれをいつ使う?モンテッソーリの知育モビールまとめ 新生児期の赤ちゃんへの働きかけにモービルがとても有効だって知っていましたか? 知育に励むママ、パパでも新生児期のベッドで横...

ゴッビモビールとは

ゴビモビールと呼ばれたりもする、グラデーションの美しいモビールです。

こじ
こじ
生後2か月からとされていますが、赤ちゃんの色彩感覚的には4か月ごろからの使用がおすすめだと思います。

これまでのコントラストのはっきりとしたモビールとは違い、グラデーションにすることで赤ちゃんの色彩感覚や視覚機能に働きかけます。

本来は絹糸が巻き付けられており、美しいもの大好きな赤ちゃんの興味を惹く魅力的なモビールです。

グラデーションに使用する色に決まりはないようなので、好きな色のグラデーションで作成できます。

ただ一つモンテッソーリ教育では 薄い色=軽い という印象を考慮して、い色は長く・薄い色は短く吊るすことをポイントにしています。

こじ
こじ
そうすることで、色の濃淡による段階付け(グレーディング)を感覚的に感じさせることを目的としているようです!

あとは、赤ちゃんの「濃いものから見えてくる」という視覚の発達にも適しています。

グラデーションの数が、5つか7つで作成するようです。
今回は、5つのグラデーションで作ってみました!!!

作ってみた

1.材料を揃える

  • ピンポン玉(100均で購入可):4~5㎝程度の直径の玉でなら穴が空けられるものならほかの玉状のものでも可です。
  • 刺しゅう糸(グラデーションで5色):1束ずつで充分でした。
    本来は絹糸ですが、高価なので刺しゅう糸を使用しています。
    7色のグラデーションで作る場合は、7色用意してください。
  • 竹材
  • タコ糸:吊るす用の糸なら何でも可
  • キリ、はさみ、接着剤など

※1色撮り忘れていますが、実際には5色使っています。

刺しゅう糸は私の巻き方だと、各色この量でも十分に足りましたが巻き付け方によってはもっと必要な場合もあります。

詳しい巻き方は、手順3・4で確認してください。

2.ピンポン玉に穴をあける

刺しゅう糸を巻き付けるために、ピンポン玉に穴をあけていきます。

キリで上下2か所に穴をあけ、さらにハサミで穴を大きくしていきます。

このくらいあければ十分ですが、もっと大きくてもいいです。

こじ
こじ
この穴が小さいと十分に糸が巻き付けられないのでしっかりあけます!

3.刺しゅう糸をさばく

刺しゅう糸を6本すべて一度バラバラに捌きます!

こじ
こじ
この工程を省くと刺しゅう糸が1束では足りなくなると思います。

一度6本すべてバラバラにすることで、巻き付ける時に変な重なりがなくキレイに満遍なく巻き付けることができます。

こじ
こじ
もちろん、仕上がりもそれなりにきれいになりますよ!

糸が絡まりやすいので気を付けて行ってください。

4.刺しゅう糸をピンポン玉に巻き付けていく

刺しゅう針に糸を通して縫うように巻いていきます!

こじ
こじ
私は3本ずつ2回に分けて巻いていきました。

手順3の工程で一度捌いているので3本一緒に巻いていっても、糸同士の絡まりがなくキレイに巻けます。

巻き始め

糸を結んだ結び目は穴の中に移動させます。

巻き方

8か所に分けて巻いていくときれいにできますが、対角線でずらしていくよりも、隣にズレるように巻いていくほうが、穴の中で糸が絡まりづらく最後まで巻きやすくなります

ちなみに、何度も言いますが手順3でしっかり糸を1本ずつバラバラにしているので巻き付けたときに1本ずつ巻いたようにきれいに満遍なく巻けています。

こじ
こじ
ここがこのモビールのポイントです!

8か所に分けて巻いていったらあとは、ピンポン玉を見えないように糸が巻けていない部分、少し薄い部分に意識的に巻き付けるようにしていきます。

1セット目の巻き終わり

1セット目の3本を巻き終えたら、竹材に縛る分より長めに長さを残して次の3本に変えます。
長さは手順5に記載してあるので確認してください。

1セット目の巻き終わりは特に縛ったりする必要はありません。

2セット目の巻き始め

糸の最後を玉結びし、適当な位置で糸を何本かすくって巻き始めます。
なるべく結び目は玉の中になるように意識してみてください。

特にしっかり縛りつけなくても巻いていくうちに固定されるので心配ありません!

巻き終わり

1束分の刺しゅう糸を巻き終わるとこんな感じになります。

最後の巻き終わりは、1セット目の糸と一緒に上で結んで完成です!

こじ
こじ
この工程を5個分繰り返します!

5.竹材に結んでいく

今回は24㎝の竹材を1本使用しています。
少し見づらいですが、端から2㎝、モビール同士は5㎝の間が空くように目印をつけて吊るしていきます。

吊るす長さは、一番薄い色を12㎝にし、2㎝ずつ長くしていきます

左から、12㎝、14㎝、16㎝、18㎝、20㎝になっています。

6.タコ糸でバランスよく吊るして完成!

両サイドから1㎝の位置で1本タコ糸を結び、そのタコ糸の中間あたりにも1本タコ糸を結びます。

だいたい中間に吊るせますが、バランスを見ながら竹材がまっすぐになるように整えて完成です!

吊るし方

吊るす位置は他のモビール同様、赤ちゃんの目線から30㎝の位置でやや胸側に吊るします。

わが家では天井に吊り下げ可能なフックを取り付けて吊るしています。

実際に使った反応

生後5か月ごろから使用しました。

このころはまだ寝返りしなかったので、時々眺めていました。

座ってみたりもしていましたが、お兄ちゃんに邪魔されます・・汗

※このモビールの目的としては、横になって眺めた方がいいと思います。

最後に

モンテッソーリのモビール4種類の中でこのモビールが一番手間がかかりました。涙

特に糸をバラバラにほぐすのに時間がかかりますが、何度も言いますがこの手順を踏むことで少ない糸できれいに巻くことができます!

こじ
こじ
1本1本丁寧に巻き付けたかのような仕上がりになったと思います!

ピンポン玉は100均で購入しましたが案外ざらざらとしており、糸が滑って巻きづらいというようなことはありませんでした。

もちろん、刺しゅう糸の量を増やしてもいいですがその場合はピンポン玉にあける穴をもう少し大きくすると最後まで巻きやすいと思います。

もちろん本物の絹糸を丁寧に巻き付けてもOKです。

少し手間暇がかかりますが、材料は簡単に手に入るものばかりで購入するよりも断然安くできるので、まとまった時間があるときに1個ずつ作っていくのがおすすめです!

 

エンビロン