近年注目されているSTEAM教育を取り入れた教材、「クラウンボックス」を実際に体験してみましたので体験談を記録していきたいと思います。
子どもの1人1人に合わせた教材
大きめの箱にいっぱい教材が詰まって届きます。
※画像が消えてしまうというトラブルのため、使用後の写真です。すみません。
それぞれ、色や種類ももっとたくさんありました。
クラウンボックスで送られてくる教材は選ぶことはできません。
事前の無料診断をもとに一人ひとりに合わせた教材を届けてくれるまさにパーソナライズなキットです。
診断自体は無料でできますが、診断結果を詳しく知るためには入会が必要です。
3枚程度のレポート用紙に子どもの診断タイプやおすすめの遊び、気質や行動特性、強みなど沢山の情報が書き込まれています。
内容は、「あるある!そんな感じ!」って頷きながら読んでしまう結果でした。
特に行動特性の激しい遊び方をする、新しい遊びはただいい遊び方・見本を知りたがるという部分は「その通り!」と声にでそうなほど当たっていて驚きでした。
3歳児が実際に使ってみた感想
わが家に届いたのは「恐竜の街をつくってみよう!」というテーマのキットでした。
ミッションは全てひらがなで書かれているので大きいお子さんはご自分で読んで取り組めるかと思います。
私は事前準備として子どもと取り組む前に、ミッションの確認から、材料の使い方まで一通り目を通し、それに沿った声かけができるようにしておきました。
遊びマニュアルの中には、このミッションを得て育まれる能力や遊びの特徴、声かけのポイントなど細かいことが書かれているので取り掛かる前に一読しておくとよいと思います。
取り組みの様子
遊び始めたらどれくらい一人で集中してくれるのかな?とワクワクしていましたが、
3歳児、一人で集中するのは無理でした。
遊びに没頭・集中する状態(フロー状態)を作ると、「創造性・課題解決能力が4倍になる」「新しいスキルの学習スピードが2倍速になる」と言われているそうですが、今回の初めての体験でこの状態を作りだすのは無理でした。
近くにいて作っているのを見る、使い方の案を出す、長男の説明を聞くというのが作業中の私のミッションでした。笑
私がこの教材を試してみようと思ったきっかけの一つに、インスタの広告の口コミで子どもが一人で集中して遊んでくれるというようなものを読んだことだったので、ちょっと期待していましたが「やっぱまだ無理だったか~」というのが正直な感想でした。
甘かったです。笑
もちろん個人差あると思いますので、一人で集中できる子もいると思います。
結局、私が近くにいてみているのが前提ですが、1時間くらい飽きずに遊ぶことができていました。
使い方がわからない教材は私が声かけをしつつ、長男が自分で考えながら取り組んでいたように思います。
届いたキットは他に何も準備する必要がないので(のりもセットに入っていました)、
キットをあけてすぐに遊べるのはとてもよかったです。
特に新しいものが好きな長男は新しいのりやテープに喜んでいました。
キットの材料は結構余裕があり全部使い切れないほどだったので、下の子が3歳以上なら兄弟間で一緒に作品を作ることも可能ではあると思います。
でも、パーソナライズ教材なので、兄弟別に取り組むのがベストだとは思います。
細かいパーツ(石とか)もあるので、小さいお子さんは注意が必要です。
最終的にこんな作品になりました・・・
実際に使ってみたメリット・デメリット
- 材料の準備が必要ない
- 色々な素材の材料に触れられる
- 集中して取り組む習慣が身につく
- 創造力を伸ばせる
- 高い
- 処分のタイミングに悩む
キットには材料が全て入っているので、こちらで準備したり買い足す手間がないのはすごく楽でした。
キット内の材料も、私自身も見たことないものや初めて触れる素材が多く、息子も大喜びでした。
ただ、デメリットは高いこと!!!!
月6578円(税込)はかなり頭を悩ませる金額です。
ちなみに、上記の金額だと学研の教室に通えちゃったりします。
あとは、保管場所もかなり悩みます。
どんなご家庭におすすめ?
材料を揃える必要がなく、内容もたっぷり入っており、ミッション終了後にも他の遊びに活用することが可能なキットですので、
仕事や兄弟育児でゆっくり工作の材料を揃えることができない、遊びのネタを考える時間がないというご家庭にはかなりおすすめできると思います。
子どもと一緒に遊びを考えたり、材料を揃える時間がゆっくり取れる場合はなくてもいいのかなと思います。
あとは、お子さんが4〜5歳以上だといいのかな?と思います。
もっとできることが増えていればもっと楽しめたかもな~というのが正直な感想。
3歳過ぎたくらいだと効果を発揮するのが中々に難しかったです。
解約は電話のみ!
通販でよくある定期縛りのようなものはありませんので一か月から解約可能です。
お客さま相談窓口(0120‐746‐090)に次回お届け予定日の10日前までに電話で解約を伝えれば大丈夫です。(2回目以降は毎月15日にお届けです。)
電話解約のみですが、無理な引き留めなどもありません。
電話解約が苦手な私でもスムーズに解約することが出来ました・・・!
休会はできないようですが、配送の一時停止や2か月に1回配送されるスキップ配送のようなものもできるそうです。
デメリットが強すぎて無理でした・・
今回は、わが家の教育予算的に金銭面が無理で続けることはできませんでした。涙
2か月に1回くらいなら良いかなとも思いましたが、それなら自分でやろうとなり諦めた形です。
息子は工作大好きで、粘土や折り紙などの工作の材料はもちろん、チラシやトイレットペーパーの芯などいわゆるゴミを見つけては毎日何かを作っているので、それはそれでいいのかな?と現状に甘んじているというのもあります。
クラウンボックスの教材はとても良いものでしたので、興味があるなら診断もできるし解約も簡単なので、
ぜひ一度試してみてくださいね。