息子は1歳を過ぎたあたりから癇癪のように事あるごとに大声を出すようになりました。
泣くというよりは、大声で叫ぶという表現が正しい感じです。
大きい声ださないよ、静かに!と言ってなだめようとしてきましたが、全く効果なく。
イヤイヤ期にはまだほど遠いはずなのに何が起こったのか。
性格?遺伝?なんで?
1歳過ぎに起こった癇癪の理由
1歳過ぎで起こった癇癪のような大声は、他の表現方法を知らないから!というのが理由だったようです。
それを踏まえ、息子を観察してみるとよく癇癪を起こすときは
- 上手くできなかったとき
- 思い通りにいかないとき
- 失敗した時
- ママやパパの興味を引きたいとき
成長とともに、色んなことに興味を持ち始めたけど上手くいかない。
ふつふつと湧き上がる感情を表現する方法が分からない。
こんな心境だったんでしょうか?
色んな感情を持つようになったことはとってもいいことだし成長の証だけど、
正直ぎゃーぎゃー言われると精神的にも体力的にもどっと疲れるし、
外にも連れて行きづらくなりますよね。
この時期の癇癪は表現方法を知る、つまり感情を表す発語がたくさん出てくるようになれば自然におさまっていくんでしょうけど、それはいつなのか、
少しでも早く改善したかったので対策をとってみました。
対策
- 気持ちは代弁して共感する
- 癇癪を起した時になんて言えばいいのかをひたすら教える
- 感情表現のベビーサインを作る
1.気持ちは代弁して共感する
悔しいよね、痛かったね、などその時感じたであろう感情を私が代わりに口にすることで、
何となくでも感情と言葉を結びつけます。
そうすることで同時に共感することにも。
こう思わせるのが目的です。
2.なんて言えばいいのかを教える
表現方法が分からず気持ちを伝えられないから大声を出して気を惹いたり発散するという行動になっているので、
こんな時はこう言えばいいというのを徹底して教えていきました。
出来なくて悔しいね、こういう時は一緒にやってって言うんだよ。
自分でやりたかったね、こういう時はボクがやるって言うんだよ。
パパに見てほしかったね、パパ見てって言ったら見てくれるよ!
どんな時にどんな言葉を使えばいいのかを大声を出すたびに伝えていきました。
ただし、3歳ごろまではアウトプットを求めるのは良くないので、言えなくてもとにかくこういう時はこう言うをインプットしていくイメージです。
3.ベビーサインを作る
私たち親子の間で伝わればどんなサインでもいいなと思ったので、教えやすいサインを自己流で考えて教えるようにしました。
- 欲しいときには両手で器の形を作る
- 痛いときには痛いところを抑える
- 悔しいときはこぶしを握る
- 出来ないときは持ってくる(持ってこれるものなら)
- かまって欲しいときはぎゅっとする
伝わることが最大の目的なので、親子間で使いやすいものを適当にサインにしました。
結果
当たり前ですがベビーサインはやっぱり即効性があり効果的でした。
その後もこつこつとインプットを続けていった結果、2歳半でイヤイヤはあるもののいろんな感情や行動は言葉でも教えてくれます。
イヤイヤ期も相まって良く泣きますが、
泣きながら「悔しい~」と言ったり、
泣きながら「やって!」と言ってくるのはめちゃめちゃ可愛いです。笑
最後に
大声を出すのは、成長とともになくなっていくと思うので、気にならない人は気にならないと思います。
もちろん、この時期に大声を出したり大泣きをしたりしない子やあっても頻度が多くないため気にならないということもあると思います。
私の場合は大声を出されるたびに嫌な気持ちになったし、イライラもしたので、癇癪→イヤイヤ期の流れの間に穏やかな時期があったのが息抜きというか気持ちに余裕を持たせてくれたなと思っています。
ここで紹介した方法はあくまでも私の息子に対する対応です!
結果には個人差があるので、必ず効果があるものではありません。
対策の一つとして同じように悩んでいる人のお役に立てれば幸いです。