ネントレで有名なジーナ式、取り入れている人多いと思うんですが、上手くいかない!なんて人結構多いと思います。
しっかりスケジュールを守っているつもりでも、意外と自己流アレンジしてしまっていることがありませんか?
うまくいかないときは基本に戻って1からチェックしなおしてみましょう!
ジーナ式ネントレとは?

ジーナ式ってなに?という方に簡単に説明だけしておきます。詳しい内容は著書をご覧ください。
ジーナ式とはマタニティナースとして何百ものあかちゃんとお母さんのお世話をしてきたジーナが考えたあかちゃんのための睡眠スケジュール!
ジーナが考案したスケジュール通りに生活することであかちゃんは夜通し眠るようになるよ!というものです。
著書には、生後すぐから1才になるまでの生活スケジュールが掲載されています。
上手くいかない?

このジーナ式が上手くいかないと言われることが多い理由として、スケジュール通りに生活するだけがすごく難しいというところにあると思います。
私が経験して思うことは、スケジュール管理はもちろんですが、睡眠環境や日中の過ごし方にもきちんと配慮しなくてはいけない!ということ。
寝る時間だけを調節してもスケジュール通りにしているとは言えないんですよね。
うまくいかない原因
ジーナ式の本をしっかり読むと寝ない理由についていくつか原因となることや解決策などが丁寧に書かれています。
それを参考にさらに、ジーナ式を実践している人の内容を読み、私なりに原因についてまとめてみました。
23時半起こしていますか?
よく眠っていると起こしたくないな。起こさなくても朝まで寝るんじゃないかな?と迷うことありませんか?
ここで授乳をしないと確実に夜中起きるので、この時間の授乳は必須です。
さらに、母乳ではなくミルクにするとより効果的なんですが、これは私の試した結果なので絶対ではありません。
この時間にミルクをあげるとしても搾乳は必須です。理由はこの先に詳しく書いています。
寝かしつけの方法をアレンジしている
あかちゃんに寝る方法を教えるのがすごく大変なところで、そこで挫折して寝かしつけの方法を抱っこや授乳に頼っていると夜通し寝ることは難しいと思います。
ジーナ式の本にも書いてありますが、一人で寝かせることで、あかちゃんが夜間に目が覚めてもまた自分で眠っていけるようになります。その状況が眠った時と同じだからです。
私も最初は可哀そうだと思いましたが、子どもが成長するにつれて自分で寝れるようにしてあげるのって子どものために凄く大事だなと気づきます。
そして、これは月齢が若いほど、苦労しないのです。
著書の中にも書いてありますが、あかちゃんは夜中に目を覚ますものなんです。自力で寝れるかどうかの違いが夜中に眠れる子かどうかの違いになるんです。
環境が整えきれていない
カーテンが遮光じゃなかったり、カーテンの隙間から朝日が漏れると朝方に眠りが浅くなるあかちゃんは目を覚まし、早朝覚醒の原因になります。
何となく冬の方が長く寝る感じありますよね。
光をゼロにするのは難しいかと思いますが、あかちゃんが環境に慣れてくると寝てくれるようにはなりますが朝に一人時間を取ろうと思っているママは遮光にしちゃったほうがいいと思います。
ベビーベッドで一人で寝かせずに、ママと同じ布団で寝ていると、目を開けた時にママがいないと起きることもあります。
日中に刺激を与えすぎている
昼間に沢山おでかけしたりいろんな人に会うと「こういう時は夜寝ないよね」と育児経験者に言われたことありませんか?
ジーナ式の著書にも昼間の刺激の量や疲れさせすぎは睡眠に影響が出ると書かれています。
刺激が多くて疲れると、身体は眠たいのに興奮状態で目は冴えていて眠れないという状況になるのかな?と考えています。
それと同じかどうかはわかりませんが、息子は眠くなってぐずってから寝かし始めるのも疲れすぎた時と同じようになっていました。
眠くなる前に先回りして寝かせるのが一番よかったようです。
ミルクの量が足りていない
粉ミルクをあげていればさほど問題にはならないんですが、母乳の場合ジーナ式のスケジュール通りだと母乳の量が十分に出ていない可能性もあり、きちんと搾乳もして一回量を足りる量にする必要があります。
当たり前ですがあかちゃんが成長すると必要な母乳の量も増えます。母乳は急には増えないので、足りなくて夜中に起きてしまっている可能性があるかも!
母乳の必要量はこれまた個人差があると思っています。なので、自分の子どもが飲む量をしっかり知ることが必要だし、夜間授乳がない分、面倒でも昼間は搾乳をして母乳が出るようにしておく必要があるんです。
人によっては、3時間授乳では母乳が出ないという人もいるくらいなので、搾乳で1回量を確保するのは大事!(母乳マッサージの際に言われましたが、所説あるとは思います。)
母乳はミルクに比べ腹持ちが短いとは言われています、とはいえジーナ式も基本は母乳育児でスケジュールを組まれているので、量さえ足りていれば問題ないはずです。
次男の時は長男の名残で最初から母乳がドバドバ出ており、夜間も十分量足りていたのも良く寝てくれていた一つの要因かなと思っています。
母乳を出すヒントは著書にも書かれていたりしますが、あかちゃんの必要量は毎回の授乳や機嫌でその子に合った量を見極めるのは大事だなと思っています。
息子は、背も周りよりだいぶ大きく成長曲線の上の方を推移していますが、母乳がとにかく必要な子で最終的には「双子が育つね」と言われるくらいの量を飲んでいました。こういう事例もあるので、これだけは個人差が大きく教科書通りは難しいと思います!
さいごに
今回は息子が1歳になるまでの間ジーナ式のネントレをトライ&エラーで続けてきた気づいたうまくいかない理由を私なりにまとめてみました。
次男のパターンも少し追記しています。
ジーナ式のネントレはスケジュールだけを再現しても上手くいかないことの方が多く、起きている間の過ごし方や授乳量など気にすることが結構沢山あるんですよね。
もちろん、こども側の原因として、成長の過程で一時的に朝早くに目が覚めることや授乳量の問題などもあると思いますが、それ以外にも基本的なことが原因でうまくいっていないこともあると思います。(息子はメンタルリープの時期にも多少影響を受けていたようにか感じます。)
ジーナ式のスケジュールは、スケジュールだけを守ればいいのではなく、環境づくりやひとつひとつの方法に意味があり、それらを忠実に再現することによって効果が得られるんだと思っています。
本は活字だらけだし、見やすくまとめられているわけでもないので非常に読みづらいですが、時間があるときにスケジュール以外の章も読みなおしてみると意外と解決策が見つかったりもしますよ。