良くわからない赤ちゃんのぐずりや何をしても泣き止まない、急に寝なくなったなどの問題はもしかしたらメンタルリープと関係があるかもしれません。
メンタルリープは生後1年間前後で8回訪れると言われており、あかちゃんのぐずりとメンタルリープによる脳の成長には関係があると言われています。
メンタルリープ
メンタルリープとは知能が飛躍的に発達する現象や時期のこと。
メンタルリープを迎えることで名前の通り、あかちゃんは飛躍的に成長するのですが、この成長の度合いや内容には個人差があるようです。
そして私たちがあかちゃんがなんで泣いているのかわからない!、何をやっても泣き止まない!と頭を悩ませるぐずりは、
メンタルリープの時に起こる変化にあかちゃんが戸惑うことが原因で起きるぐずり=ベビーブルーだと考えられています。
どの赤ちゃんもだいたい同じくらいの時期にぐずりやすくなる(ベビーブルー)というのがメンタルリープの特徴。
メンタルリープ=ベビーブルーではないようで、この辺が少し難しいところです。
ベビーブルーの症状
- ママにべったりになる
- 一日中泣く
- 一人を寂しがる
- 食欲がおちる
- 眠れなくなる
一般的にはこのような症状が多いようです。
このベビーブルーの症状や起こる期間には個人差があるようです。
ベビーブルーの起こる時期
赤ちゃんがベビーブルーに入るのは生後5、8、12、15、23、34、42、51週頃です。
不思議な週齢ワンダーウィーク ~The Wonder Weeks~ より
1〜2週の誤差はあるようです。
この生後というのは誕生した日のことではなく出産予定日だった日を指しています。
つまり、同じ誕生日のあかちゃんでも生まれた日が予定日より前か後かでベビーブルーに入る予定の日は変わるということです。
ベビーブルーとメンタルリープは必ずしも一致しておらず、
メンタルリープは生後5、8、12、19、26、37、46、55週目ごろとなっています。
\この本にはメンタルリープの週齢ごとの変化やあやし方などが詳しく載っています。/
メンタルリープ後の変化
1年間に全8回あるメンタルリープで起こる変化は全く異なるそうで、さらにその中でも赤ちゃんの体格や好み、性格などでも発達の順番は変わっていくようです。
メンタルリープを知るメリット
- 赤ちゃんのぐずりに振り回されない
- 赤ちゃんのちょっとした違いに目を向けられる
- メンタルリープによる成長を最大限に引き出せる
- 次にリープに向けて心の準備ができる
- 外出の計画が立てやすい
あくまで私の場合はですが、メンタルリープによるぐずりやすい時期をあらかじめ知ることは子育てをするうえでとても有用だったように思います。
このぐずりはどのくらいの期間続くのかという先が見えることも気持ちに余裕が生まれました。
原因が分かり気持ちに余裕が生まれると、無理に泣き止ませようとは思わず、泣きに付き合う心構えもでき、メリットが多かったように感じます。
最後に
メンタルリープは個人差が大きいということもあってか、全部を読み込むのはとても大変ですが、興味がある方なら一度本を読んでみることをお勧めします。
内容はめちゃめちゃ濃いですが、一気に読む必要はないので(最初の導入と該当する週齢の内容だけ読めばよい)、辞書的に使えます。
本には、メンタルリープの期間だけでなく各ベビーブルーでの効果的なあやし方やその時に適切なおもちゃ、働きかけ、メンタルリープの効果を最大限に引き出す方法、赤ちゃんに起こる可能性のあるすべての変化やその時期のママの様子、実際の体験談などとにかく盛りだくさんです。
私の息子の実際のぐずりの期間やぐずりの特徴、メンタルリープ前後の変化についても記録としてまとめていますので興味のある方はぜひ読んでみてください!
※あくまで、メンタルリープの本を参考に私が息子を観察した記録です。